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今回からプロジェクトマネジメントの国際標準であるPMBOK(ピンボック)Project Management Body Of Knowledge をどの様に活用するかを考えます。
PMBOK入門とPMBOKガイドマニュアルという2冊の本を中心に理解していきましょう。
PMBOKはアメリカの世界最大のプロジェクトマネジメント団体のPMI(Project Management Institute)が知識を体系化したものです。
そもそもプロジェクトとは何でしょう?
PMBOKではプロジェクトを「独自のプロダクト、サービス、所産を創造するために実施する有機性のある業務」としています。つまり期限のある独自の方法での業務と言えます。対して、定常業務は継続的に繰り返しされる業務と言えます。
プロジェクトマネジメントとは
先に述べたプロジェクトにおいて、ただ目標を達成すれば良いのではなく、その目標を達成しつつ「スケジュール」と「予算」を守る方法をプロジェクトマネジメントと考えます。
PMBOKが必要な理由
プロジェクトの成功率を高めるために、必要な知識やスキルなどを集約・整理する作業が世界中で行われています。その知識やプロセスをPMBOKの言葉で統一することにより世界標準としています。ITのプロジェクトだけでなく様々なプロジェクトに汎用可能なプログラムでもあります。
PMBOKの基本
PMBOK第5版では、プロジェクトの目標を満たすために実行する一連のアクティビティを47のプロセスに定義して、大きく5つのプロジェクトマネジメント・プロセス群に分類しています。また各プロセスをマネジメントの対象により10のプロジェクトマネジメント知識エリアとして分類しています。
5つのプロジェクトマネジメント・プロセス群
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- 立ち上げプロセス群
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- 計画プロセス群
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- 実行プロセス群
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- 監視・コントロールプロセス群
- 終結プロセス群
注意しなければならないのは、このプロセス群は、プロセスを5つにまとめただけなので、プロジェクトフェーズ(タイムライン)とは少し異なることです。
計画フェーズ→要件定義フェーズ→設計・計画フェーズ→テスト・移行フェーズ→運用・保守フェーズ
知識エリアの紹介後に、実践編として各フェーズを順番にご紹介します。
10の知識エリア
- プロジェクト統合マネジメント
- プロジェクト・スコープマネジメント
- プロジェクト・タイムマネジメント
- プロジェクト・コストマネジメント
- プロジェクト品質マネジメント
- プロジェクト人的資源マネジメント
- プロジェクト・コミュニケーションマネジメント
- プロジェクト・リスクマネジメント
- プロジェクト調達マネジメント
- プロジェクト・テイクホルダーマネジメント
次回からはこの10の知識エリアを一つ一つ確認していきましょう。
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