いつもご覧いただきありがとうございます。
こちらはPMBOKの実践編です。実践編の概要はこちらです。
ここでは指示されたことをがむしゃらに行えばよいのではなく、まず全体の大枠を決め段階的に詳細化することを、認識してもらいます。プロジェクトマネージャは、要件定義の内容にのめり込むことなく、作業のレベル感があっているか、まず大枠を決めることに注視しているかを、客観的にチェックします。
1.要件定義作業開始前
計画フェーズでプロジェクト開始の承認が取れたら、プロジェクトチームメンバーを全員箇所にあつめ、プロジェクト計画書の内容説明し、プロジェクトを実質的にスタートさせます。これはキックオフ会議といいます。
2.要件定義作業中
プロジェクトのスケジュールに従い、各作業の実施指示を行います。また、予定と実績の差異を把握します。
要件定義フェーズでは、意義ある議論は大いにすべきです。意義ある議論を重ねることにより、プロジェクトで行うべきことが明確になり、それはプロジェクト全体の品質向上につながるからです。
納入業者(ベンダー)を選定する際、まず調達条件を提案依頼書(RFP:Request For Proposal)としてまとめることです。システムで実現したい業務機能要件、稼働観光などの技術要件、その他セキュリティや応答時間などの日機能要件をまとめます。提案書には導入を委託した場合の作用範囲や体制を、明確に記述してもらうことが重要です。見積りする会社は比較対照しやすい数社にとどめておく。
3.要件定義作業後
議論を重ねた要件定義を行うことにより、成果物ややるべきことも明確になったと思います。この段階ではWBSや作業項目を見直し、見積り額を元に、より正確な金額が算出できるはずです。
4.要件定義の承認
プロジェクト計画書に必要な修正を行ったら、スポンサーやステークホルダーを集めて、要件定義フェーズの作業報告とそれに伴って修正したプロジェクト計画書を説明します。会社によっては社内で承認を得ます。
コンサルティング・コーチングなどのお問い合わせはこちらをご覧くださいませ。
Twitterもどうぞ^^
Website は こちら