自公圧勝という新聞見出しで選挙が終わった。安倍首相の笑顔と海江田代表の落胆顔がクローズアップされている。
それにしても戦後最低という低い投票率は日本人として恥ずかしい。たしかに自民党は大雪や寒波になる確率の高い第2~3日曜日を選んだとか、もともと投票率を低くなるから選挙に踏み切ったとか噂はあるが、過去の同日程の選挙と比べても低いので国民の関心の低さがこの結果を呼んだ。あるキャスターが「投票しないという意思表示もある」などど言っていたが、良識を疑う。
結果が出てしまったのだから今後どうするかを考えよう。
まずは投票率が低かったことに関しては、期日前投票の場所を増やす(ショッピングセンター・駅に設置)とか、選挙区にとらわれない期日前投票所(たとえば職場や学校の近く)を検討する。それから20代、30代が投票しやすい環境を整備する(ネット投票含む)ことが一票の格差とかやってるよりも重要だ。
それから野党の再編だが、やはり民主が中心になって政界再編に進むのが妥当でしょう。海江田さんが落選して代表が替わるようなので、細野さんになってもらい、維新やその他の政党と歩調を合わせて力を蓄えて欲しい。
国民は「投票率が低いので自公が勝ってしまった」という認識を持って、「2大政党への足がかりの選挙だった」と歴史に刻まなければならない。自民党は良くやっていると思うし、安部さんの政策もいいと思う。だけど、魅力ある野党が無いために国民の関心が薄れて投票率が下がる結果になっている現状を理解すべきだ。