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昨日は横須賀の商工会議所で行われたセミナーに参加してきました。
目的は二つ
- 最近の中小企業のIT投資の実情を知る
- 商工会議所の勧める補助金や助成金を知る。
ー感想ー
ITシステムの導入にあたって経営者の皆様にお伝えしなければならないことは、各業種ごとのその企業に近い導入事例を提示して、導入実績を紹介すること、すなわち導入後のイメージが描けることが重要です。そして導入の目的を明確にすること(売り上げ・利益・労働環境など)でスタッフの意欲も高まると感じました。
それから、様々な補助金を活用することで導入のハードルを下げ、ベンダー企業(サービスを提供する側)やコンサルタントも提案しやすくなります。
以下はセミナーの内容です。
アジェンダです。
それでは実際の内容に入っていきましょう。
このセミナーの目的はIT投資の現状を知ってもらい、補助金を有効活用して企業の生産性を上げて欲しいという趣旨です。ここで言うITとはハード面ではなく、オフィスソフトや電子メール、ERPやCRMなどの業務系、グループウェアなどを指します。
IT化の現状
業種別にみると卸売業や小売業などの導入実績が高いが、一方導入後の利益率で見るとこれらの業種より、サービス業などの方が収益性が上がっている。オフィスソフトや電子メールの導入はほぼ半数以上で導入が進んでいるが、収益に直結する調達、販売、受発注、顧客管理などでは1〜2割程度の導入にとどまっている。反面この部分の導入が進んでいる企業は大幅に利益率や業務効率の改善が行われている。
IT投資を行わない理由としては
- IT導入できる人材がいない
- 導入効果が分からない
- コストが負担できない
の順番になっており、コストの問題よりも人的問題が大きい。
中小企業においては特に、業務の効率化、生産性の向上の為にも業務系のシステムの導入を進めるべきである。導入の投資効果はリストラなどの人員削減で回収するのではなく、既存のスタッフの次なるステップへの足がかりとしての生産性の向上により、売り上げ・収益の向上を目指すべきである。
今回紹介する補助金は3種類
- IT導入補助金
バックオフィス業務等の効率化や新たな顧客獲得等のツールITツールやアプリの導入に対して100万円を上限とした補助を支給
- 中小企業等経営強化法
中小企業が取得する新規の機械装置について、一定の条件を満たしたら3年間固定資産税を三分の一に軽減する。
- 事業承継補助金
中小企業による事業承継をきっかけとした取り組みに200万円を上限とした補助を支給
補助金の詳細のPDFへのリンク(本年度分)
以下にセミナー後に担当者に送付していただいた資料をリンクします。
事例集と導入ガイド(PDF)
以上
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