いつもご覧いただきありがとうございます。
今回ご紹介する本は、私が担当するクライアントとのセッションの前に繰り返し読んでいる会社とはこうあるべきだというベースとなる本です。ある意味稲盛和夫の考え方に通じることでもありますが、経営するとはどういうことかを教えてくれる良い本です。
ご紹介させていただく内容はあくまでも私の主観ですので作者の意図することと相違する部分もあるかと存じますが、ご容赦くださませ。
この本は最初にインパクトのあるこの心得から始まります。私自身の経営の指針にもなっている大切な心得です。
二十一世紀にあるべき経営者の心得
- 専門の他に幅広く知識を持ち、業界の情報は世界的視野で集めること
- 変化しうるものだけが生き残るという自然界の法則は企業経営にも通ずることを知り、全てにバランスを取りながら常に変革すること
- 永続することこそ企業の価値である。急成長を戒め、研究開発に基づく種まきを常に行うこと
- 人間社会における真の企業の目的は、雇用機会を創ることにより、快適で豊かな社会を作ること
- 社員の士気を高める為に社員の”幸せ”を常に考え、末広がりの人生を構築できる様に会社もまた常に末広がりの人生を構築できる様に努めること
- 売る立場、買う立場はビジネス社会において常に対等であることを知り、仕入れ先を大切にし、継続的な取引をする
- ファンづくりこそ企業永続の基であり、敵を作らない様留意すること
- 専門的知識は部下に劣ることがあっても、仕事に対する情熱は誰にも負けぬこと
- 文明は後戻りしない。文明の利器は他社より早くフル活用する
- 豊かで快適で幸せな社会を作るためトレンドを迷うことなく、いいまちづくりに参加し、郷土愛を持ち続けること
「目的」と(「手段」=利益と成長)を取り間違えてはいけません。「企業経営の真の目的は人間のためである」社員を幸せにすることにより、社会貢献をし、急成長は難しいが安定成長できる企業ができるのです。目先の利益や急成長を求めると、本来の目的である社員を幸せにするという目的をないがしろにしてしまうということです。
近江商人の「三方よし」=相手も良し、自分も良し、お客様も良し
「真の老舗」とは?
- 無理な成長はしない
- 安いというだけで仕入れ先を変更しない
- 人員整理をしない
- 新しく良い生産方法や材料を常に取り入れていく
- どうしたらお客sまに喜んでいただけるかという思いを常に持つ
「SERENDIPITY」とは? あてにしなかったモノを偶然に見い出す才能「掘り出し上手」自己啓発を積み重ねることにより色々な経験で仲間とともに汗をかき、その経験から学ぶ知恵の源泉、ひらめきの力が生まれるということ。
回帰の時代の企業活動・・・人間としての真の豊かさを求めていく時代となる。身体を使い自然な素材を活かした食物を食べるという様な人間本来の生き方に戻っていくということ。
「モラル」・・労働意欲・やる気・士気 と
「モラール」・・道徳意識 は連動する
「知らしめる経営」・・・トップの理念や考え、指示やその目的を社員に知らせることでモラル、モラールは向上して業績向上につながる。
「先憂後楽」「有言実行」「知らしめる経営」「年功序列は自然の秩序」
ー感想ー
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