さて、旅の二日目は大草原の農場に宿泊です。
ウランバートルから150キロほどにあります。
モンゴルの道路事情はよくはありません。
草原の中を舗装されてはいますが穴や段差だらけの道を
進んでいきます。
途中には道の駅風の売店やスタンドもあります。
ウランバートル市街から30分も走るとこのような風景が続きます。
木一本生えておらず緑が多く見えますが地面は砂です。
途中からはアスファルトの通りを外れて
文字通りのオフロードに突入し、スタックあり、
川の中を走ったり、ラリー気分を味わいました。
日本では見たことのない昆虫もたくさんいました。
揺られてついた場所が農場です。
モンゴルの農業事情は改めて紹介します。
今回泊まったゲルです。来客用らしく中は板張りで清潔でした。
歓迎のランチです。メニューは手前はチーズ、
硬くて食べられません。
奥は馬乳酒(ばにゅうしゅ)というモンゴルのお祭りには
欠かせない馬の乳のアルコール低めのお酒です。
味はチーズとヨーグルトを足して二で割った感じで飲めません。
現地の人はゴクゴクいってました。
さて、メインディッシュは羊の丸焼きです。焼いた石を中に詰め込み
周りからバーナーであぶって食べます。
いわゆる’肉’の部分はほとんどなく骨付き肉と内臓です。
一つ食べれば十分という脂の多さとにおいでした。
そして、次に用意していただいたこれは何だと思われますか?
これはモルモットです。
同じ料理法ですがこちらは鶏肉のようにさっぱり?していました。
最高のおもてなしだそうです。
我が家はモルモットを飼っているので目をつぶって食べました(笑)
その日の夜はキャンプファイヤーやディスコで盛り上がったようです。
私はサッカーなどの疲れもあり、早々に寝てしまいました。
夜中に起きた時の満天の星空は見事でした。
翌朝は少し早目に起きて日の出前にゆっくり散歩しました。
見渡す限りの平原と馬に乗る現地の人という
原風景にただ感動する朝を迎えました。
この日は、ナーダムというお祭りに参加です。