生き方 稲盛和夫

いつもご覧いただきありがとうございます。

ゴールデンウィーク最終日ですが私も連続企画の良書紹介もひとまず最終回です。

今回は私の敬愛する稲盛和夫さんの”生き方”のご紹介です。是非とも読んでいただきたい一冊です。「人間として一番大切なこと」を教えてくれます。珠玉の名言が続きます。

「人間として正しいかどうか」を判断基準にする・・嘘をついてはいけない、人に迷惑をかけてはいけない、人の悪口を言ってはいけない

「精進」することが大切。精進とは一生懸命働くこと。目前の仕事に脇目も振らずたちむ会うこと。

人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力=人生の方程式

「考え方」を変えれば人生は180度変わる。

「心に描いたものが実現する」というのが「宇宙の法則」

水を貯め洪水を防ぐダム式経営を目指すことが重要

寝ても覚めても「思い続ける」

すみずみまでカラーでイメージできれば実現できる

継続が大切だと言っても同じことを繰り返すのではあってはならない。少しずつでもいいので改善や改良を付け加えていく

「原理原則」・・人間として何が正しいのか?反省する心を忘れず自分の行いを自省自戒する。

「謙虚さ」を失わない

リーダーには「才」よりは「徳(人格)」が求められる。一が人格、二が勇気、三が能力

心を磨く指針としての「六つの精進」

  1. 誰にも負けない努力をする
  2. 謙虚にして驕らず
  3. 反省のある日々を送る
  4. いきていることに感謝する
  5. 善行、利他行を積む
  6. 感性的な悩みをしない

どんな時も「ありがとう」と言える準備をする

嬉しい時は喜ぶという素直な心が何よりも大切

「三毒」を断ち切る。「怒り」「欲望」「愚痴」

働く喜びはこの世に生きる最上の喜び

「利他の心」で生きる・・「家族のために働く」「友人を助ける」、、、

「他を利する」ところにビジネスの原点がある。

事業の利益は預かりもの、社会貢献に使え

「足るを知る(知足)」・・必要以上に求めないという自然の節度を取り戻す。もっと相手をよくしてあげたい、もっと他人を幸せにしてあげたいと思う

「サムシンググレート」何者であるかわからないが、宇宙や生命を作り出した偉大な存在のことである。

不完全でもいい精進を重ねることが尊い

「美しい心」を持った人であれ。

六波羅蜜

  1. 布施・・世のため人のために尽くす利他の心を持つこと
  2. 持戒・・人間としてやってはいけない悪しき行為を戒め、戒律を守ることの大切さを説くもの
  3. 精進・・何事にも一生懸命取り組みこと
  4. 忍辱(にんにく)・・苦難に負けず耐え忍ぶこと
  5. 禅定・・騒がしく忙しない世の中で、一日一回は心を鎮め、静かに自分を見つめること
  6. 智慧(ちえ)・・悟りの境地に達すること

そして最後に経営12ケ条

  1. 事業の目的・意義を明確にする・・公明正大で大義名分のある目的を立てる
  2. 具体的な目標を立てる・・立てた目標は常に社員と共有する
  3. 強烈な願望を心に抱く・・潜在意識に透徹するほど願望を持つ
  4. 誰にも負けない努力をする・・地味な仕事を一歩一歩確実に弛まぬ努力をする
  5. 売り上げを最大限に伸ばし、経費を最小限に抑える
  6. 値決めは経営・・値決めはトップの仕事。お客様が喜び自分も儲かるポイント
  7. 経営は強い意志で決まる
  8. 燃える闘魂・・経営にはいかなる格闘技に勝る激しい闘争心が必要
  9. 勇気をもってことに当たる・・卑怯な振る舞いがあってはならない
  10. 常に創造的な仕事をする。・・今日より明日、明日より明後日と常に改良改善を絶え間なく続ける。創意工夫を重ねる。
  11. 思いやりの心で誠実に・・商いには相手がある。相手を含めてハッピーであること。皆が喜ぶこと
  12. 常に明るく前向きに。夢と希望を抱いて素直な心で!

ー感想ー

この本を一言でまとめると「知足利他」をどう実践するかということです。仕事はまず人格を育てて貢献する気持ちが大切であるとしています。この言葉をいつも胸に秘めて、クライアントさんの成功をどうすればお手伝いできるのかを常に考え、迷ったらこの本に戻ってもう一度学び返しています。

参考にしていただければ幸いです。

ご紹介させていただく内容はあくまでも私の主観ですので作者の意図することと相違する部分もあるかと存じますが、ご容赦くださませ。

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